研究室概要
グーテンベルグの活版印刷以降、版画による複数性や反転性、複数化によるオリジナル概念の再構築、ポップアートなど絵画に画像を取り入れた表現、素材や意味などの物質や概念を扱った版画作品、デジタル技術との融合、多様に進化した版表現が存在する今日、版画は版と言うなんらかの媒体を通して創る事が可能な間接表現と言える。
倉地研究室は、基本的な4版種の他、デジタルや多様な手法を活用した版表現制作を主に研究します。
◯版表現の中で見い出された特性を、より明確化しながらさらに特化させ、版表現の可能性を探求する。素材や技法の実証検証・作品と設置される空間との関係性の考察・美術や版の歴史性や文脈、そうした連関の中で、自己表現としての版画とは何かを考察し、新たな版画表現の確立を目指す。
博士前期課程
博士後期課程
- 博士総合研究
- 博士理論研究