大学院

カリキュラム

博士前期課程

美術総合研究

立体・空間・インスタレーション

担当:
寺内 曜子

表現とはあくまでも「自己」が基準であり、表現手段や媒体は各個人が作品を通して伝えたい内容に応じ選択および開発されるものと考えられる。
個々の学生の制作動機;「なぜ創るのか」「何を表現したいのか」、をディスカッション等で掘り下げ、その内容を表現するのに最も適切な方法や技術の研究を作品制作を通して行う。
表現活動がさらなる自己の探求となり、高次の視点・新たな表現への発展となることを目標とする。

  • 各自のテーマに基づいて研究計画を立てる。
  • 自主制作を進める。
  • 必要に応じ自発的に講評、ディスカッション等の指導を受ける。
  • 芸術資料館で作品展示をし、講評をうける。

絵画・現代美術

担当:
設楽 知昭

絵画を実践的に研究する。油彩画を中心に、テンペラ技法やドローイング、壁画、写真、インスタレーションなども、その範疇に含め研究する。絵画によって現代美術に参加する。

  • 担当教員とディスカッションをしながら各自のテーマを定める。
  • テーマに基づいて研究計画を立てる。
  • 担当教員の指導を受けながら自主制作を進める。
  • 作品発表についても計画し準備する。
  • 芸術資料館で作品を展示し講評を受ける。

絵画表現

担当:
阿野 義久

多様な絵画表現の中でもとりわけキャンバスに油彩という技法から、現代における絵画を模索、再考する。

  • 絵画表現という項目に触れながら各自、制作の方向性・テーマを担当教員とディスカッションしながら定める。
  • 各自のテーマに基づいて研究計画を立てる。
  • 担当教員とディスカッションしながら自主制作を試みる。
  • 芸術資料館で作品展示をし、講評を受ける。
  • 作品提出をし、講評を受ける。

版画・版表現A

担当:
倉地 久(比沙支)

芸術や美術の表現が多様化しさまざまな手法の試みが繰り返される現在、版を出発点にした新たな表現をつかむには、版性というフィルターを通す、特異な眼差しを必要とする。創るための端的な行為、たとえば描いたり、創ったり、 見たり、感じととったりする事と版という間接手法が持つ特性(素材、道具、システム)を双方向に行き来させながら、どう作品として結びつけるかを課題とした創作研究を行う。また、版という特殊な切り口に身を置きながら、立場や類型に吸収されようとする美術の中での立ち方と、版表現との関係性を考察することも同時進行で進める。

1年次前期は、個々の研究課題をもとに、実作品までの様々な実験やプランなどのプロセスを重視し、表現の形式や製作の方法など、話し合いや具体例を提示しながら今後の展開を試行する。 また、7月中旬に資料館にて展示形式の講評を行い個の表現・版性・展示の3者の関係性を明らかにさせたい。

絵画A

担当:
額田 宣彦
  • 現代における「絵画(美術作品)の在り方、可能性」について考察、研究、制作する。
  • 「自律性」「他者性」「作品形式」「継続性」「日常性」「社会性」「相即性」などを考慮しながら、自身の制作方法、アプローチ法を構築し、作品の必然性、純度を高める。
  • 「作品講評」「ディスカッション」などを中心に展開する。
  • スケジュール、内容詳細は各学生との話し合いにより個別に決定する。

版画・版表現B

担当:
井出 創太郎

版表現を用い、あるいは版概念を用いて作品を制作し、美術に、あるいは様々な場に自身の居所と作品の居場所を探求する。

  • 特定の場を設定し、研究作品を制作し、設置する試みを行い、美術作品の自律性をみつめ、自身と作品の居所、居場所を探求する。
  • 資料館展示に向けた作品制作の指導及び講評を行う。

絵画を考える

担当:
高橋 信行
  • 各自の研究テーマに基づき、制作や講評を繰り返しながら表現やリアリティの幅を広げ、質を高めていく。
  • スケジュール・内容詳細は個別に決定する。

絵画・技法材料

担当:
白河 宗利

絵画表現は、キャンバスや絵具などの物質に支えられて成立する。古典絵画に限らず現代における絵画表現においても、作家が選択し吟味した物質は、表現に深く係わることはいうまでもない。
本研究は、各自のテーマに沿った研究計画にもとづいて半期のスケジュールを立て、表現の可能性を探る。アトリエでの作品制作と担当教員の指導により創作研究を深める。
また、芸術資料館で作品展示をし、制作成果の発表との講評をとおして、表現の視野を広げていく。

版画・映像表現・現代美術

担当:
大﨑 宣之/大﨑 のぶゆき

(版画・現代美術)
本研究室では、各自のテーマに沿った研究計画にもとづき、現代における美術表現とは何か?という問いを考察することを目的としている。
「何を表現するのか?」という創作の根源的な自己の内面を探り、様々なメディアや表現方法を多角的に考察しながら、絵画、版画表現、映像、インスタレーション等、素材や方法論にこだわらず自己の表現を確立することを目指す。
また、表現研究の課題として自身のコンセプトから立ち上がる版画制作の実践を行い、版画表現に触れる事で客観的に思考する眼差しを養う。

絵画

担当:
猪狩 雅則

現在に至る絵画史・美術史を踏まえ、自身の研究テーマに沿った絵画の可能性を研究し、制作する。修了制作を見据えながら、対話を中心に、自身の制作の基盤となるものを意識しながら研究・制作を進めていく。
詳細・スケジュールは、状況により個別に決定する。

絵画からはじまること

担当:
岩間 賢

「絵画からはじまることⅠ」では、自己の創作上の主題について、各課題(探求・表現・思考・可能性)に取り組み、創作領域を拡張していく中で、新たな価値を創造する作品制作を展開していく。
具体的には、以下の課題を実験・考察・制作という手法によって取り組む。

課題Ⅰ-1:探求 ― 素材について
課題Ⅰ-2:探求 — 技法について
課題Ⅰ-3:探求 — 身体について
課題Ⅰ-4:作品制作

絵画芸術

担当:
安藤 正子
  • 絵画というフィールドで、自然と人為の間を行き来しつつ、自身の知性と感性の触手を伸ばして制作に取り組む。
  • 感性に的確かつ柔軟に応える素材や方法を発見し、表現に結びつける。
  • 制作と対話を重ねて進める。
  • スケジュール、詳細は各学生との話し合いで決定する。

美術特別研究

立体・インスタレーションA

担当:
寺内 曜子

立体・または空間造形という3次元表現手段の実践的研究。
個々の学生の制作動機、表現したい事の内容に基づいた必然性を持つ表現方法、手段の探求を各自の作品制作を通して行う。
ディスカッション、アーティストトークで自己の考えを整理し明確にする。
自己表現と使用素材の性質との相互関係の研究。

立体・インスタレーションB

担当:
寺内 曜子

3次元空間でいかに「物」が見えるか、「事」が表現できるかを、『展示』という視点から実践的に研究する。
ディスカッション、アーティストトーク等で、自己の考えを整理、明確化する。
個々の学生の制作動機、伝えたい内容に基づいた必然性を持つ表現手段、表現方法、媒体の探求を各自が作品制作を通して行う。
「物」を創る事よりも、「事」を伝達させる状況を創ることにより焦点をあてた研究を期待する。

絵画の発想

担当:
設楽 知昭

絵画を実践的に研究する。油彩画を中心に、テンペラ技法やドローイング、壁画、写真、インスタレーションなども、その範疇に含め研究する。絵画によって現代美術に参加する。
そのために、ドローイング制作を中心にして講座を展開する。絵画の解法、絵画の知性といったものを確立する。

  • 今までの制作、ドローイングなどを検証する。
  • 前提条件を持たず、多数のドローイングを制作する。
  • 多数のドローイングから表現の可能性を探る。複数のドローイングの出会いが予定調和を越えた表現へと向かわせてくれることを期待する。
  • ドローイングから作品制作へと構想する。

絵画の技法

担当:
設楽 知昭

絵画を実践的に研究する。油彩画を中心に、テンペラ技法やドローイング、壁画、写真、インスタレーションなども、その範疇に含め研究する。絵画によって現代美術に参加する。
そのための実際的な作品制作について講座を展開する。技法の選択と洗練、さらには独自の技法の開発も必要である。

  • 今までの制作、ドローイングなどを検証する。
  • 作品の構想と共に技法の果たす役割や効果を考え実験する。
  • 作品の主題と補完的に技法が関係することを吟味し、作品を制作、研究する。

素描研究A・線について

担当:
阿野 義久

線とは表現の根本である。もっとも素朴で単純な触覚的行為である線を引くことから描く人間の思考が端的に表れる。このことは描き手にとっても自分の表現の展開を考える上でとても重要な資料となる。
日常、眼にするところの取材から始まりスケッチと記憶による線描、自動記述を繰り返し思考するところからだんだんと形が見えてくる。このことから自分の概念と検閲をリセットして新しい表現を考え、自己の表現が明確になることを目的とする。

  • 各自、制作の方向性・テーマを担当教員とディスカッションしながら定める。
  • 各自のテーマに基づいて研究計画を立てる。
  • 担当教員とディスカッションしながら自主制作を試みる。
  • 作品提出をし、講評を受ける。

素描研究B・創造的な形

担当:
阿野 義久

自然の中にある繰り返しの形や造形のもつリズムを考察する。
私たち人間を含めた生物は体の中にある繰り返される形からリズムをもって生きている。自然を見つめる中からいくつもの写生を繰り返し、そこで得たヒントから絵画の中のリズムとは何か、素描することから始まり、具体的な絵画空間に向かい合い作品制作を試みる。

  • 各自、制作の方向性・テーマを担当教員とディスカッションしながら定める。
  • 各自のテーマに基づいて研究計画を立てる。
  • 担当教員とディスカッションしながら自主制作を試みる。
  • 作品を提出し、講評を受ける。

版表現材料研究A

担当:
倉地 久(比沙支)

木口木版は、日本の浮世絵などに見られる板目木版と違い、木の断面を使用し中世ヨーロッパが起源となる特異な版画技法である。彫る彫らないという単純な二極の方法の中で、複雑で微細な表現が可能になる特質は、版画の原点と言うべき手法である。また、単純な2進法はデジタル言語にも通じ、根源的なメディアとして捉え、媒体を使用する間接表現としての特質も併せ持つ。彫る感触や素材感など直接的な物質感と間接表現としてのある種のバーチャル性を体感することができる。木口木版技法を習得しながら制作を行い、最終的にはケースに入れ版画集として完成させる。
主に下記の技法を行う。

版表現理論研究A

担当:
倉地 久(比沙支)

版表現(版的な表現)の方法論の中で、美術の文脈性と版画の文脈性の中で如何に自立させるかを考察する。自身の表現内容を想起・経過・決着の3点からプレゼンテーションや文章化を試みる。

絵画・創作と方法A

担当:
額田 宣彦
  • 現代における絵画(美術)表現に必要なものはなにかを考察し、その創作方法・技法・アプローチ法を、制作を通じ形成する。
  • 「作品講評」「学生とのディスカッション」「講義」などを中心に展開する。
  • スケジュール、内容詳細は各学生との話し合いによって個別に決定する。

絵画・創作と方法B

担当:
額田 宣彦
  • 現代における絵画(美術)表現に必要なものはなにかを考察し、その創作方法・技法・アプローチ法を、制作を通じ形成する。
  • 「作品講評」「学生とのディスカッション」「講義」などを中心に展開する。
  • スケジュール、内容詳細は各学生との話し合いによって個別に決定する。

版表現材料研究B

担当:
井出 創太郎

版表現を用いて作品を制作し、美術に、あるいは様々な場に自身の居所と作品の居場所を探求する。

  • 特定の場を設定し、研究作品を制作し、設置する試みを行う。

版表現理論研究B

担当:
井出 創太郎

版表現を用いて作品を制作し、美術に、あるいは様々な場に自身の居所と作品の居場所を探求する。

  • 特定の場を設定し、研究作品を制作し、設置する試みを行う。

絵画:制作と作品化についてA

担当:
高橋 信行
  • 対話を中心に、作品とは何か絵画とは何かを考えていく。 また、それをもとに各自の制作方法、表現の可能性などを多角的に探っていく。
  • 作品講評も行う。
  • スケジュール・内容詳細は個別に決定する。

絵画:制作と作品化についてB

担当:
高橋 信行
  • 対話を中心に、作品とは何か絵画とは何かを考えていく。 また、それをもとに各自の制作方法、表現の可能性などを多角的に探っていく。
  • 作品講評も行う。
  • スケジュール・内容詳細は個別に決定する。

絵画の創作ー布上の出来事

担当:
白河 宗利

本研究では参加学生のプレゼンテーションとディスカッションをとおして自己の作品の必然性や可能性を探り、絵画制作においてのテーマ性を自覚する。
また、非常勤講師を招いたレクチャーやワークショップをとおして、各自の表現方法の視野を広げていく。

黄金背景テンペラ研究A

担当:
白河 宗利

金箔の実地やテンペラ画には様々な処方や技法が存在するが、本研究ではイタリア初期ルネサンスの黄金背景テンペラに絞って技法研究を行う。また実習にあたって、イタリア初期ルネサンスの歴史的背景を踏まえてから実際に制作する。本研究を単なる技法の習得の場とせずに、古典絵画の形式美や装飾性から各自の絵画観を養って欲しい。

黄金背景テンペラ研究B

担当:
白河 宗利

金箔の実地やテンペラ画には様々な処方や技法が存在するが、本研究ではイタリア初期ルネサンスの黄金背景テンペラに絞って技法研究を行う。また実習にあたって、イタリア初期ルネサンスの歴史的背景を踏まえてから実際に制作する。本研究を単なる技法の習得の場とせずに、古典絵画の形式美や装飾性から各自の絵画観を養って欲しい。

表現と対話1

担当:
大﨑 宣之/大﨑 のぶゆき

(表現と対話)
美術において根源的な「何を表現するのか」という事柄について、各自の考察と表現方法、内容をディスカッションや制作を通して表現の展開を目指す。
授業の性質上、定員5名。履修前に大崎と面談の上、履修登録すること。

表現と対話2

担当:
大﨑 宣之/大﨑 のぶゆき

(表現と対話)
美術において根源的な「何を表現するのか」という事柄について、各自の考察と表現方法、内容をディスカッションや制作を通して表現の展開を目指す。
また、自己の表現を言語化する能力を養うため、自己の作品を語るために必要な事柄を研究し発表を行う。
授業の性質上、定員5名。履修前に大﨑と面談の上、履修登録をすること。

絵画の可能性A

担当:
猪狩 雅則

それぞれの研究テーマに基づき、美術史、絵画史を踏まえ、形式・内容・素材・生活など多様な方向から、絵画の可能性を探る。対話を中心に授業を展開し、その中から抽出された問題点・課題などを制作・研究に展開していく。
詳細・スケジュールは、状況により個別に決定する。

絵画の可能性B

担当:
猪狩 雅則

それぞれの研究テーマに基づき、美術史、絵画史を踏まえ、形式・内容・素材・生活など多様な方向から、絵画の可能性を探る。対話を中心に授業を展開し、その中から抽出された問題点・課題などを制作・研究に展開していく。
詳細・スケジュールは、状況により個別に決定する。

統合性芸術の創作と研究

担当:
岩間 賢

「統合性芸術の創作と研究」では、受講学生が各自で設定した研究課題と研究計画に対応した個別指導を通じて、それぞれの専門性に応じた表現性と感性を拡張させ、さらにその深淵に迫ることを目的に創作と研究に取り組む。
本授業での成果は、表現と社会との関係性を構築する「フィールド・スタディ」という展示形式で行い、多様な考察を受けることで個々の課題を明確にしていく。

課題1:統合性芸術の研究「記」
課題2:統合性芸術の創作「場」
課題3:作品制作と展示

物語性芸術の創作と研究

担当:
岩間 賢

「物語性芸術の創作と研究」では、受講学生が各自で設定した研究課題と研究計画に対応した個別指導を通じて、それぞれの専門性に応じた表現性と感性を拡張させ、さらにその深淵に迫ることを目的に創作と研究に取り組む。
本授業での成果は、表現と社会との関係性を構築する「フィールド・スタディ」という展示形式で行い、多様な考察を受けることで個々の課題を明確にしていく。

課題1:物語性芸術の研究「自」
課題2:物語性芸術の創作「己」
課題3:作品制作と展示

絵画表現の研究A

担当:
安藤 正子
  • 絵画の特性とそれぞれの表現方法の特性を踏まえつつ、自然と人為の間を行き来し、自身の知性と感性の触手を伸ばして制作に取り組む。
  • 感性に的確かつ柔軟に応える素材や方法を発見し、表現に結びつける。
  • 制作、対話を重ねて進める。
  • スケジュール、詳細は各学生との話し合いで決定する。

絵画表現の研究B

担当:
安藤 正子
  • 絵画の特性とそれぞれの表現方法の特性を踏まえつつ、自然と人為の間を行き来し、自身の知性と感性の触手を伸ばして制作に取り組む。
  • 感性に的確かつ柔軟に応える素材や方法を発見し、表現に結びつける。
  • 制作、対話を重ねて進める。
  • スケジュール、詳細は各学生との話し合いで決定する。

現代美術技法研究A

アクリル絵具を使用した表現を、より確かなものにするために支持体、下地のサンプルを作り分類、比較検討を行う。
各自の創作スタイルを模索し、希望どおりの効果、仕上がりを得るために、個々の材料の問題点に対する意識を高め、作品のもっとも効果的な下地を研究する。

  • 各自の材料、技法に基づいて授業計画を立てる。
  • 担当教員の指導を通して、調査 研究を行う。

現代美術技法研究B

アクリル絵具を使用した表現を、より確かなものにするために支持体、下地のサンプルを作り分類、比較検討を行う。
各自の創作スタイルを模索し、希望どおりの効果、仕上がりを得るために、個々の材料の問題点に対する意識を高め、作品のもっとも効果的な下地を研究する。

  • 各自の材料、技法に基づいて授業計画を立てる。
  • 担当教員の指導を通して、調査 研究を行う。

修士作品・修士論文

博士後期課程

博士総合研究

担当:
寺内 曜子
設楽 知昭
阿野 義久
倉地 久(比沙支)
額田 宣彦
大﨑 宣之/大﨑 のぶゆき

博士理論研究

担当:
寺内 曜子
設楽 知昭
阿野 義久
倉地 久(比沙支)
額田 宣彦